皮膚科はとても大事な診療科

皮膚科にかかったことはあるでしょうか。

アトピーやニキビ、虫刺されやタコ、魚の目など肌のトラブルで訪れることが多いとは思いますが、テレビドラマなどではほぼスポットライトを浴びない診療科であり、執刀する外科などの診療科に比べてもどこか地味でその重要性を痛感することはなかなかありません。

しかし、こういった肌トラブルを馬鹿にしてはいけません。

それこそ、肌トラブルのために命を落とすことはそうそうありませんが、肌トラブルが原因で人と会うのが億劫になったり、指摘されるのが嫌でこそこそと振舞うようになった、という話は枚挙に暇が無いからです。

つまり、皮膚科はじくじくと痛む湿疹の治療を行うことももちろん重要ですが、その先にある患者さんの心身ともに健康な日常生活を支える、という点で欠かせない診療科なのです。

また、肺や胃でなくとも悪性腫瘍というものは発生します。

悪性黒色腫、いわゆる悪性ほくろは皮膚の腫瘍です。

肌に黒い墨を垂らして滲ませたような見た目で、一見するとシミやほくろと区別がつきにくいのが特徴です。

このような皮膚の癌は目で確認すれば診断できる反面、胃や肺のように定期検診の画像検査によって診断することが出来ない、という点もあり、患者さんの申告が無くては早期発見が難しい癌です。

これは悪性ほくろか、シミのどちらだろう、と迷っている暇はありません。

悪性腫瘍は他の臓器に転移し、患者さんの命を脅かす可能性もあるからです。

そのために皮膚のスペシャリストである皮膚科医がいるのです。

静かな悪性腫瘍の恐怖からも患者さんを守ります。

他にも、感染症や自己免疫疾患にも皮膚科医は精通していることが多いです。

水虫などの感染症は診療領域ですし、全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患では皮疹や皮下結節が形成されることも多く、他の湿疹や感染症との鑑別をしなくてはなりません。

何故なら抗菌薬を使う感染症と免疫を抑制する必要がある自己免疫疾患では治療の方向性が真逆だからです。

その点スペシャリストである皮膚科はそのあたりの疾患にも非常に精通し、適切な治療を行います。

以上のように、日陰になってしまいがちな診療科ですが、必要とされる場面も多く、身体の見た目と直接に関わる疾患を扱う分野を守るスペシャリストの側面を持っています。

普段何気なく通っている病院にも気になったことを何でも聞いてみることがいいかもしれません。

思わぬところから病気が見つかるかもしれません。

 

 

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