日帰り手術ってどういう意味だろう

最近、「日帰り手術」という言葉をよく耳にしますが、日帰り手術とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
日帰り手術とは、入院から24時間以内に退院できる手術のことであり、朝、入院して夕方には帰れるというわけではありません。
もちろん、本当に短時間で手術が終了し、すぐに帰宅できることもありますが、例えば、朝の10時に入院して翌日の9時に退院できたとしても、日帰り手術として扱われます。

大きく開腹するような手術の場合、日帰り手術は無理ですが、内視鏡を使った手術であれば、日帰り手術できる病気は増えているようです。
日帰り手術を行うためには、通院で病状の確認をし、手術前の検査を終わらせておく必要があります。
入院してから検査をしていては、時間的に日帰りは無理になってしまうためです。
病気で入院すると、金銭的負担が大きくなりますが、日帰り手術の場合は、通常の入院よりも安く手術を行ってもらうことができます。
体への負担も少ないので、日帰り手術の先進国であるアメリカでは、約80%の手術が日帰り手術で行われているといいます。
日本では、まだ、それ程、浸透していない日帰り手術ですが、今後、アメリカ並みに増えていくのではないでしょうか。

現在、日本で行われている日帰り手術の割合は、決して高くはありません。
それは、日帰り手術に対して患者さんの不安が大きいためだと思われます。
日帰り手術は、質の悪い手術だという間違った認識があることも忘れてはならないでしょう。
しかし、無駄に長い期間、患者さんを病院のベッドで過ごさせるよりも、自宅で療養してもらった方が良い場合は多くあると思います。
日本では、日帰り手術だけではなく、翌日退院手術も浸透してきており、今後、こうした短期間の入院手術が増えていくことが予想されます。
患者さんの負担の少ない手術方法が選択されることも増えてきており、いずれは、欧米のように、手術の大半が日帰り手術になるかもしれません。
術後の経過を診てもらいたいと思う患者さんも多くいらっしゃるとは思いますが、通院でも十分に診察可能だろうと思われますので、心配する必要はないと思います。

 

※医療法人社団もかほ会→武蔵村山さいとうクリニック